ナロ10形は、1957(昭和32)年から1958(昭和33)年2月にかけて33輌製造された特別二等車(後に1等車)。車体は軽量構造であるが、座席定員や車内装備はスロ54形にほぼ同じ作りになっている。本形式は、初めに製造された28輌(1~28)が「つばめ」「はと」用として淡緑3号(青大将特急色)、後に製造された5輌(29~33)が「あさかぜ」(20系化前)用にぶどう色で登場した。なお、この5輌は「あさかぜ」20系化後は、特急「はつかり」用に青15号に白線に塗り替えられた。
「つばめ」「はと」の電車化、「はつかり」の気動車化の後は、東京・関西~九州間の急行用に使用された。
税込価格 231,000円
当社製品は、少し厚みのある真鍮板を使用し、10系客車特有の窓周りやキーストンプレートの床板なども再現、台車も揺れ枕構造を採用し、ベアリングにより走行性も重視してあります。
塗色は、「つばめ」「はと」用の淡緑色と急行用に転用された青15号色の2種類ご用意いたしました。
往年の特急「つばめ」「はと」や九州急行に組み込み、お楽しみ頂ければ幸いです。